画像検索するとちゃとした症例報告はヤマザキ先生のものしかありません。
私が大学時代に50症例くらい行った歯列矯正でも、症例はゼロです。
理由を考えたのですがよくわかりません。
ヤマザキ 先生のお考えを教えてください。
日本でスリーインサイザルを行うのは、
補綴医と矯正医が組んで上下のフルブリッジなど、
大きな症例を行う時が多いのです。
上の前歯の差し歯をすると、
すぐに取れてしまう人がいますが、
これは下の前歯が上の前歯に激突するためです。
それを避けるためには、
前歯の空間(オーバージェット)を大きくする必要があり、
そのためには、
下のアーチを小さくするのが
簡単で安全な方法であるため、
その手段としてスリーインサイザルを行うのです。
ただし、補綴と矯正を同時に行うと、
費用の点で高額になること、
期間が半年以上になること、
補綴医と矯正医の連帯が必要になること、
などの条件が付くので、
開業医で行う人はおらず、
もっぱら大学で、時間がある患者さんに、
費用を安くし、学術的な臨床報告の症例となってもらい、
学会誌などに発表しているようです。
また、最近は大学で臨床報告自体を
行うことが減っているため、
スリーインサイザルの報告は
まるで見なくなった、とのことです。
そのために、ネットには全く症例が出てこない、
というのが東京医科歯科大学の准教授の人の話でした。
また、多くの不定愁訴で寝たきりになるような
重度の顎関節症の人に共通する、
噛み合わせた時に、前歯が
奥歯より早く当たるため、食いしばれない、
という状況を改善するためにスリーインサイザルを行います。
つまりスルーインサイザルというのは
美容目的はゼロ、医療目的が100%
の治療方法ということになります。
前歯を抜くわけですから、当然、下の前歯に
ブラックトライアングル
が生じますが、通常の生活では、
下唇で隠れてほとんど他人には見えないため、
差し歯にしなくてはならない、
というような審美的な問題は発生しません。
気になる人はどこにでもいるのですが、
顎関節症による不定愁訴がなくなるのと、
ブラックトライアングルが
できるのを比較すると、
当然、生きるか死ぬかの原因である
顎関節症による不定愁訴が
なくなることを希望
するので、スリーインサイザルは選択されるのです。
Youtubeにはブラックトライアングルが気になる
セラミック好きの歯医者さん
歯茎を移植する歯医者さん
などやそのお仲間が多くいて
美容矯正の見地から色々言っているようですが
今回、紹介した症例の患者さんの場合は
口角鈎(こうかくこう)という
撮影用の口を広げる道具を使い
学術的な口腔写真を撮っているので
ブラックトライアングルが必要以上に
よく見えています。
Youtubeでブラックトライアングルが気になる
という人も実際に、面と向かってこの人を話しをしたら
全く気づかないかもしれないレベルです。
世界の一流と言われる矯正医の世界では
上のブラックトライアングルは見えるが
下のブラックトライアングルは見えない
という話も覚えておきましょう。
ヤマザキ先生に
スリーインサイザルを教えてくれたのは、
ヤマザキ先生が講師をしていた
東京医科歯科大学の大山喬史学長です。
大山学長が病院長の頃、
ヤマザキ先生は治療のことを
色々教えてもらっていたのですが、
ある時、大山学長が行きつけの
秋葉原の寿司店に誘ってくれたので行くと
そこで話題になったのが、
前歯の差し歯がよく取れる患者さんのことで、
その対策としてスリーインサイザルがあり、
学長は奥様が、
矯正科の故大山紀美枝教授だったので、
自分が共同でした
臨床報告の存在を教えてくれたので、
すぐに図書館に行きコピーして、
1週間くらいそればかりを考えて、
Super GP Programを日本人では
ただ一人アメリカで受けていたヤマザキ先生は、
新しいスリーインサイザルの
治療方法を考え出し
10年をかけて
実用できることを証明したのでした。
世界で思いつきでやっている
歯医者さんは多くいますが、
ヤマザキ先生のように、
エビデンスに基づいて、
治療方法を確立した人は、
ヤマザキ先生しかいないし、
今後、公表するつもりもないので、
ネットではヤマザキ先生のYoutubeでしか
見ることができない症例で終わるのでしょう。
ヤマザキ先生は、顎関節症を治す目的で
スリーインサイザルを
歯列矯正のみで行うことが多いのですが、
補綴が必要な症例に出会うと、
補綴と矯正のコンビネーションで行います。
世界中の歯医者さんを唸らした
こんな治療もヤマザキ先生は普通に行っています↓。
スリーインサイザルの治療は
簡単なようですが
落とし穴がいくつもあり
知らないで踏み込んでゆくと
後戻りができないので
大変なことになります。
歯医者さんでやろうと思う人は
補綴でフルマウスの治療を30人くらい
矯正も30人くらいの経験をしてから
チャレンジするのが安全だと考えます。
また、患者さんで
良い歯医者さんを探して
ここで紹介した症例のように
再矯正をして、成功するためには、
相当実力のある歯科医師にかかる必要があるので
ネットで矯正医を探すときの
歯医者さん選びは
こちらを見て参考にしてください↓。

Youtubeのコメントに
いくらかかったのか教えて欲しい、
という問い合わせが多いので、
治療代金のページの紹介もしておきます。
ここからは日本唯一会員制歯科医院
G.V. BLACK DENTAL OFFICE会員に向けて書かれた案内ですが
誰が見ても問題はありません。
ヤマザキ先生はサプリメントを飲んでいます。
毎日飲む必要はないのですが
目が疲れて飛蚊症になった時はロートを飲んでいます。
夏は日焼けと疲れの対策でビタミンCを飲んでいます。
使いやすい商品を挙げておきます↓。
緑の日記オリジナルブログでは
こちらでは話さない内容を話しています。
新型コロナウィルスのニュースはマスコミのでっち上げ
という妄想を説明することが多くなりました。