January 20, 2011
アンティークゴルフクラブの魅力
昨年末から続いている断捨離は、
まだゴールが見えない状態ですが、
大掃除をしていると、
いろいろと懐かしい物を発見します。
最近、G.V. BLACK DENTAL OFFICEでは、
ゴルフを始めた人が多く、
いろいろと聞かれるので、
処分してしまおうと考えていた古本の中から、
ゴルフに関係しているもので、
私が出ている記事をPDFで残すことにしました。
それを見せて説明の手間を省こうと考えたのです。
もうすでに、何人かには話しましたが、
私は約30年前にアメリカで
ゴルフに夢中になり、学生の傍ら
アンティークゴルフクラブの収集をして
一時は1500本ほどの古いゴルフクラブを
所有していました。
それが、日本で有名になって
新宿伊勢丹で個展を開催するに至ったのです。
その時、ゴルフダイジェスト社が
週刊誌にお祝いとして掲載してくれたのが、
私が展示したゴルフクラブの写真と
以下の記事です↓。
*****
○1986年4月22日発行週間ゴルフダイジェスト掲載

アンティーククラブの魅力を
「仕事に疲れているときでも、
ヒッコリーのクラブを見つめ、
手にふれれば、
心に気力がよみがえってくる」
と、あるコレクターはいう。

アメリカにGCS
(ゴルフ・コレクターズ・ソサエティ)
という組織がある。
スコアカード、ボール、クラブ、書籍
といったゴルフに関係のあるものを
コレクションする人たちの集まりだ。
メンバー数は約1300人。
このメンバーたちが
「ヒッコリーヘッカーズ」という、
アンティーククラブだけを使う
コンペを催している。

参加資格は、1800~1925年までに
作られたクラブを使用すること。
ウッド2本、アイアン5本、パターー本という
セッティングが義務づけられているため、
GCS1300人のメンバーのうち
参加できるのは40人ほどしかいない。
アンティーククラブとクラシッククラブは、
ほぼ1930年を境目として、
以前をアンティーク、
以後をクラッシックと分けられるが、
ヒッコリーヘッカーズのコンペでは、
1930年以前のルールを適用している。
だから、1930年に禁止された
ウォルターヘーゲンのコンケーブクラブだって
堂々と使われているのだ。

ヒッコリーシヤフトは意外に
柔らかく、打球感はマイルド。
ゆったりとしたテンポで振れば、
ブラックシャフトに
劣らない飛距離も出るという。
しかし、スコッチを片手に
古き良き時代に思いを馳せる。
何にも増してこれが
アンティーククラブの最大の喜びだろう。
以上

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